ぶっちゃけ割に合わねぇ
2024年12月6日 17:37
待たせたな。トミーです。
今日は経営者だけでなく、置かれている状況に応じて、読んでもらいたい内容です。
是非、あなたの立場に置き換えて、読んでみてください。
さて。
僕は2024年、会社が潰れそうになりました。
瀕死の状態というか、仮死状態にまでなりました。
心身ともに疲弊し、自暴自棄になり、自爆、闇堕ちする寸前になりました。
「誰でもいいからボコボコにしてやりてぇ」と思いました。
「人はこういう時に傷害事件を起こすんだなぁ」みつを
と。
いつ、警察沙汰、裁判沙汰になってもおかしくない精神状態。
意識は朦朧とし、立っているのもやっと。
壁にもたれかかっていないと、自分の体を支えることすらできない。
そして。
売上が止まり支払いができなくなり、会社が潰れる寸前にも関わらず、
さらに、その当時、最大で、1ヶ月に1,000万円以上の『ムダな人件費』を払ってきました。
1ヶ月で1,000万円ですよ。
想像してみてください。
正社員ゼロの1人ビジネスで、SOHOに毛が生えた程度の吹けば飛ぶような超零細企業ですよ。
役員が何人もいるとか、正社員が20,30人いるとか、そういった中小企業ではないですからね。
行政書士としてスタートしていますから。
言ってみれば社労士や整体師、セラピストなどの個人事業主とそれほど変わりませんからね。
それで1ヶ月の人件費が1,000万円って。
今思うと異常です。
でも、当時はそれが異常という感覚すらなかった。
自覚がなかったんです。
『自覚』とは『自分に目覚める』と書きます。
つまり、割に合わないことをわざわざしている自分に気づいたということです。
僕はロクに仕事もせず、生産性が低く、同じミスを繰り返し、先送りし、報告すらしないような、費用に見合わないどころか、
さらに、損害を与えていた会社や人材にすら、請求書通りに、満額支払ってきました。
耳を揃えて、キッチリと。
今思うと逆に訴えてもいいくらいです。
だって、お金を払って雇っているのに、損害を出しているわけですから。
書いている今でもフツフツと殺意が湧いてきます。
564て来ていいですか?(笑)
その感情を言葉にすると、
「アホらしい」
「なんで自分ばっかり」
「もうコリゴリ」
「ウンザリだ」
「ふざけんな!」
「どいつもこいつも割に合わない!」
「お前ら、いい加減にしろ!」
どいつもスイスも。
もとい。
どいつもコイツも滅多刺しにしたい気分です。
決してオーバーではなく。
でも、これって、すべて他責って分かります?
まず、他責をしている自分に気づけるか?
感情の渦に巻き込まれてグルグルしている時は、それをしている自分に気づけません。
問いかけて思い込みに気づくことによって、むしろ、そういう自分をやっている自分に気づいてしまった時の絶望たるや。
割に合わないことをわざわざしている自分に気づいてしまった時の絶望よ。
好きで続けてきたテニスで優勝できなかったショックよりも、
好きだと思って続けてきたテニスが実は好きではなかった自分に気づいてしまった時の絶望感よ。
結果が出なかったショックよりも、自分を誤魔化してきた自分に、気づいてしまった時の絶望感の方が耐え難いものがあります。
毎回、舌を噛み切って死にたくなります(苦笑)
目の前の世界がガラガラと音を立てて崩れ落ち、灰色の世界に覆われ、
シーンとして、何も聞こえなくなり、
頭は真っ白になり、目の前は真っ暗になります。
自分で作り上げてきた虚構の世界を自分でぶっ壊す瞬間です。
偽りの自分を本当の自分が壊す瞬間。
ガラガラ
ガッシャーン
真っ暗な水の中にブクブクと落ちて、
光の届かない深海の底に沈む感覚
絶望しかない
放心状態
孤独感
虚無感
無力感
脱力感
でも、実はここからが始まりです。
言い換えると。
もし、まだ、あなたの世界が崩壊していないのであれば、まだ、何も始まってすらいません。
自分で自分を誤魔化し、偽りの自分を続け、まだ、虚構の世界で生きているのだから。
人生は絶望してからが始まりです。
さあ、始めようか。
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希望を掴むには絶望を乗り越えるしかありません。
是非、トミーのカウンセリングを活用して、絶望を乗り越え、希望を一緒に掴みましょう。
最後に。
悪いのは全部、君だと思っていた
狂っているのは、あんたなんだって
呟かれても ぼんやりと空を
眺め回しては 聞こえてないふり
『世界の終わり』THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
それでは次回の配信も震えて待て。
ありがとうございました。
トミー