人は言葉で嘘をつく
2024年10月12日 14:22
待たせたな。トミーです。
もし、あなたが恋愛や人間関係を改善したい、あるいは営業の成績、会社の業績を上げたいと思っているなら、「話すスキル」や「聞くスキル」の前に、押さえておくポイントがあります。
一体、何か?
ズバリ、相手のニーズ(本音)です。
なぜなら、相手のニーズ(本音)が分からなければ、いくら、カードを用意しておこうが、最高のトークスクリプトを丸暗記して完璧に頭に叩き込んでおこうが、空振りし、相手の心が掴めません。
カードを切っても切っても虚しく空を切るだけ。
一向に相手に刺さりません。
三振王のブンブン丸です。
空回りし、ドツボにハマります。
これは恋愛や人間関係のみならず、当然、営業の場面にも活かせます。
というか、相手のニーズ(本音)が分からなければ、そもそも、コミュニケーションが取れませんし、カードも切れません。
単なる独りよがりです。
「聞くスキル」といっても、何をどう聞いたらいいかすら分かりません。
では、どうしたら、相手の心理を掌握し、ニーズ(本音)を理解することができるのか?
まず、分かりやすく恋愛を例に。
相手が自分のことをどう思っているか?なんて、考えても意味がありません。
なぜなら、答えが出ないから。
逆に、異性があなたのことを想像でいろいろ考えても意味がないですよね?
そして、あなたの本音を理解していない人が、白々しいノウハウ、テクニックで駆け引きしてきたら、あなたは落ちますか?
ないですよね?
むしろ、引きますよね?
つまり、そういうことです。
相手が自分のことをどう思っているか?なんて、考えても意味がありませんし、小手先のテクニックや戦術なんて考えても無駄ということです。
そして、人は言葉で嘘をつきます。
なぜか?
「愛されたい」
「嫌われたくない」
この感情があるので本音が言えないからです。
「本音を言って嫌われたらどうしよう」
「気を悪くしたらどうしよう」
「キレられたら怖い」
からです。
特にメンヘラ、非モテ男子はすぐにキレるので面倒だし、怖いですからね。
だとすれば、相手の本音(ニーズ)は言葉以外のところから察するしかありません。
・態度
・仕草
・表情
いわゆるノンバーバル(非言語)コミニュケーションです。
言語的コミュニケーションで伝わる情報量はたったの7%。
非言語によるコミュニケーションで、伝わる情報量は93%。
だとしたら、大事なのは観察です。「視る力」です。
視ることで、いかに態度、仕草、表情から把握するか?
ところが、視ても分かりません。
というか、99.9%の人が視られません。
なぜなら、相手をフラットに見られないからです。
・先入観
・固定観念
・思い込み
・信じ込み
・刷り込み
です。
大半の女は男をATMとしか見ていませんし、大半の男は女を穴としか見ていません。人を人として見ていません。
別の例に例えると。
たとえば、プリウスとベンツ、どっちに乗っている人が金持ちだと思いますか?
↓
↓
↓
元金を減らさずに利息だけでキャッシュでプリウスを買う人もいますし、
フルローンで中古のベンツを買い、借金まみれで毎回、1000円だけガソリンを入れる人もいます。
次に。
アメックスの緑のカードとブラック(センチュリオンカード)どっちを持っている人が金持ちだと思いますか?
↓
↓
↓
カードは信用なので、緑のカードでも、ブラックを持っている人より使えるカードの枠が多い人もいます。
緑のカードで毎月5000万円の枠がある人とブラックでも毎月1000万円の枠しかない人では、どっちが経済力も信用力もあると思いますか?
つまり、そういうことです。
良くも悪くも「見た目が9割」です。
「警察官の格好をしたコスプレで強盗」
「偽パトカーで交差点に侵入して衝突事故」
実際にありますからね。
乗っている車やクレジットカードの色で相手の経済力や信用力は分かりませんが、立ち振る舞い、いわゆる【所作】で分かります。
一発です。
メッキが剥がれるとは、まさに、このこと。
人は見た目で騙し、人は言葉で嘘をつく。
人は見た目で騙され、人は言葉で振り回される。
だとしたら、ノウハウ、テクニックなんて、何の意味もないということが分かりますか?
男も女も老いも若きも、いくつもの色眼鏡をかけた上に、くだらない駆け引きをしてこじれまくっています。
その最たる例が戦争です。
戦争とは「善」と「悪」の戦いではなく、「善」と「善」の戦いです。
だから、決着がつかないのです。
「正義の押し付け合い」ですね。
宗教も然り。
「こっちが本物だ。あっちは偽物だ。」
くだらない。どっちでもいい。
つまらない駆け引きをして、自分の都合のいい方に誘導し、必死に自分の主義主張を刷り込もうとしている時点でメンヘラ確定です。
駆け引き=メンヘラ、非モテ
ということです。
もっというと、人間は自分で自分のことが分かっていないので、自分を振り回し、相手を振り回します。
惚れたの腫れたのいいながら、見た目で騙され、言葉で振り回される。
散々ですな。
では。
見た目に惑わされず、言葉の嘘を見抜き、相手の本音を理解し、相手のニーズを掴むには?
「視る力」です。
・先入観
・固定観念
・思い込み
・信じ込み
・刷り込み
を外して、ニュートラルにフラットに相手を視る力。
余計なことを一切考えずに心を無にして、ただ、視る。
ニュートラルに相手を見られない人がノウハウ、テクニックなんて使ってもこじれるだけです。
刺さらずに、空回りしている営業トークほど寒いものはないですね。
完全に滑っています。
自分でも薄々気づいており、終わった後に自分で自分に苦笑い。
もっと言うと、ノウハウ、テクニックなんか使わなくても、視る力さえ養えば、相手の気持ちを掌握できます。
態度、仕草、表情で察することができます。
「ミラーリング!」とか
「ホームに持ち込め!」とか
「トークスクリプト!」とか
「盛り上がる会話何選!」とか、
バカなんじゃないか?
バケツの底が抜けている状態なので、まずはバケツの底を塞ぎ、マイナスをゼロに戻すこと。
いかに、思い込みを外し、視るか?
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これに尽きます。
つまり、まず、自分を整えろということです。
営業でも恋愛でも人間関係でも「視る力」です。
余計なことを一切考えずに心を無にして、ただ、視る。
実際に僕は思い込みを外し、ニュートラルに相手を視るようになっただけで人間関係がガラッと変わりました。
あなたが営業のみならず、恋愛、人間関係を劇的に改善したいのであれば、「視る力」は必須です。
聞くスキルも話すスキルも必要ありません。
そもそもそれ以前です。
視る力=相手の本音を掌握するスキル
ですから。
もう一度言います。
人は見た目で騙し、人は言葉で嘘をつく。
人は見た目で騙され、人は言葉で振り回される。
だとしたら、ノウハウ、テクニックなんて、何の意味もないし、必要ありません。
バケツの底が抜けている状態では
・なんとか話法
・なんとか心理学
・なんとか交渉術
・営業トーク
・スクリプト
・LINEテンプレ
・会話何選
なんて、すべてゴミ同然です。
この状態においては。
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「ハーバード式」
「スタンフォード式」
「シリコンバレー式」
「MBAの」
「海外エグゼクティブも」
「NASAで開発された」
なんでも、枕詞にすりゃいいと思っている。
そして、カモられるにも程がある(反省)
「見た目が9割」であるからこそ、いかに、見た目に惑わされず、態度、仕草、表情を視るか?
思い込みを外し、視るだけです。
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あなたはニュートラルに相手を視られていますか?
もし、あなたが営業、恋愛、人間関係に悩んでいるとしたら、視ていない証拠です。
無数の色眼鏡をかけた上に、くだらない駆け引きまでしている。
相手の気持ちも無視して、都合のいい方に誘導しようなんて思っている。
世も末ですな。
というか、滑稽だと思いませんか?
これで、世の中が良くなるわけがない。
まずは、思い込み、信じ込み、刷り込みに気づいて、それをやめましょう。
それだけで劇的に変化します。
まず、自分を整えましょうということです。
営業、ビジネス、恋愛、人間関係をガラッと変えたいと思ったら、是非、しっかりとトミーのカウンセリングを活用してください。
最後にもう1つ。
今回の話と一見、関係なさそうですが。
「視る」ということが理解できるとコーチ、コンサル、セラピスト、カウンセラー、といったお仕事をしている方はコンサルやカウンセリング、セッションもやりやすくなります。
言い換えると。
「視る力」がないと、人とコミニュケーションが取れない、ということですね。
これは必須です。
まず、相手をニュートラルに視れる状態にまで自分を整えること。
これに尽きます。
次回もブッ刺さる記事を配信しますので、お楽しみに。
それでは次回の配信まで震えて待て。
ありがとうございました。
トミー